まずは長女がアニメの影響から、日本長期滞在を言ってきた。
三女は、私との日本語コミュニケーションに問題が出てきたので、長女と一緒に2ヶ月~4ヶ月の期間日本留学はどうか?と尋ねると難なく大喜び。
姉妹間でもドイツ語会話で、家庭内で私だけが日本語で生活していると、私と子供達の間に言葉のひだを理解する文化の壁が出来てしまい、それを説くのはどうにも難しくなってきていた。
娘たちも微妙な時期に差し掛かり、次女は又違うタイプだから良いけれど、長女よりも三女にその必要性を感じていたところだった。
私は日本人であり、ドイツ人ではなく、基本的なところで日本人ではなくなりつつある子供たち。
それでは、母として家族を一手に守る私の舵取りに問題が出るというわけだ。
この際、舵取りのあんたはどうなのよ?というアゲアシは無しで宜しく。
移民という単語は主に、母国での生活がままならない国からの人達に使われるようだけれど、私たちは日本の現在の教育事情を鑑みると、ドイツの大学を卒業する方がずっと有益であると思われ、そういう意味では移民のカテゴリーなのだろう。
移民って、ここでずーっと暮らすつもりの人達のことでしょ?
ドイツという国、嘗てドイツ領であった近隣諸国があり、ドイツ占領下で彼らはドイツの教育を受けて、国籍もドイツ人になっているから、未だにドイツ人だけれど文化は違うなんて人達が移民というか、それより国籍を保持しているのだから、移民と言うより本帰国ともいえる訳だ。
私はそれに関して、より待遇の良い企業に転職するようなものだと感じている。
移民になるハードルといったら、受け入れるにあたりそんな簡単ではなく(んな事出来るほど、ドイツは金ねーよ。税金払ってくれそうな人しか受け入れないよ?!)、私はそこを越えたというのだけでもすげーなー!!と感心してしまうのだ。
難民なんかもっと凄い。
彼らは旅券がないから、歩いてドイツまで来る。
例えば、アフガニスタンからならば、とりあえずパキスタンに寄り、皆歩いて数年がかりでドイツに入る。
当然ながら、飛行機でちゃちゃっと来るより膨大な資金も要れば、長い旅路の間に多くの子女が亡くなる。
私は彼らを信頼し、家族のような親戚のような仲になっていたりするから、アンチ難民&移民派の人達にはナチズムを見てしまう。
ユダヤ教徒の友人は確かに細かいだけれど、それは大量殺戮するには値しないでしょ。
一つのタイプってだけで、そこから姑息に略奪したのがナチスである。
人種差別ということではなく、要するに金品目当てだ。
強盗殺害を合法化したのがナチスなわけで、極端な保守派、そんな息吹を私はよく感じる。
ドイツは、未だにお金に関してとても厳しく、税務署絡みでよく刑務所入りしてしまう人がいる。
数億単位の未払いになると他国へ逃避できるけれど、10万くらいじゃ逃げられず逮捕されてしまうという矛盾もあり。
私は、子供たちが日本人としてドイツで生きていくつもりであるのを確認し、ならばドイツに日本人として貢献しなさいよと思う。
ミニゴリラはミュンヘンに住むし、長女と三女は日本留学するしで、家族がホントにバラバラになる。
家族のそれぞれが一人の人間として有意義に生きる環境を作るのが私の役目で、私の個人的な寂しいとか引っ付いていたいなんて感情はこれから生きてく子供にはエゴでしかないからなぁ・・・と、思いつつ、やっぱり寂しいものは寂しい。
私もやらねばならない事がある。
子供をネタにずるずるとやらないでいることも、なんというか共依存しているような気分で罪悪感があった。
子供へ費やしている時間をフェアに感じられないの。
何かをサボっているような、そんな気持ちになってしまう。
私は移民のプライドや、そんな気持ちはよく分かる。
母国では、難民(旅券無いけど、数年働かず喰ってける資力。)になれるほどの地位か財産があるか、移民出来るほどの証拠書類と語学力、ドイツに在住する家族の資力を求められるわけで、それをクリアーしているのに、ドイツでは仕事が無いわー。って、日本人でもそうだ。
高学歴で和食屋のウェイター、ウェイトレスとかやっているし。
移民が嫌い、って言う人は日本語が間違っているのだと確信している。
だから、人格を疑いはしない。
無邪気さや無知で発せられる言葉は、そのうち何かのきっかけで変化するに違いないからね。
子供達には、きちんと日本や日本文化を学習して欲しい。
その上で、人として私の日本語を理解してもらいたい。
それは我が子なだけに、切に願うことだ。
ミニゴリラは、当然ながらずっと離れて暮らしているラマンとの生活が必要で、私とのラブラブ生活ばかりじゃいかん、いかんよ、男児たるもの「おっぱー(い)、おっぱー(い)」と言っている私のたらちねにも別れを告げねばね。
そして、そんなミニゴリラも小1~2位には日本逆留学するであろう。
実家の母の鼻息は地球を半周して響いてきている。←激!教育熱心。
あと、10年くらいは口呼吸無しに、鼻息だけでやってけそーな・・・・つーか、水中えら呼吸できるんじゃ?!
実家のそこのお母さん、鼻息が荒いとか言うのはギャグですよ。
笑いを取ろうととする言葉のあやです。
私は貴女の鼻息を感じると、とてもこんな遠くドイツに住んでいるなんて思えなくて。
そうそう、貴女の傍にいるんだなぁ、と感じていたいって深層心理なので決して憤慨しないで下さい。
えら呼吸とかも出来るわけないの、魚じゃないのですから皆知っていますよ。ギャグです。
って何で私は説明してるんだろ?
じつは、長女が実家にパソコンを導入しておばぁちゃんに色々教えたる、と意気込んでいるんで・・・ブログもこれからは、母に配慮せねば。
ってな訳で、お母さんも、お父さんも大好き、ぶちゅー。
ここで、日本人はオェーッと・・・・